カレーロボットにはならない
どうも、店主です。
最近、お店に立っている時にあらためて心がけていることがある。
朝店に着いてら、
「今日も来てくれる人たちのために美味しいカレーを作るぞ!!」
と喝を入れている。
お客さん一人一人をしっかりと認識して、
「来てくれてありがとう!!美味しいカレーを食べて良い一日を送ってほしい!!」
と全てのお客さん一人一人に向かって思うようにしている。
これ、開店当初は
何も意識しなくてもそう思っていたと思うんですが
年月と共に生まれる慣れ、疲れというのは怖いもので
気が付いたらどんな人が来たのかもまったく認識していない、
注文された品を用意するだけのカレーマシーンになっていることがある。
特にお店が忙しかったり、とにもかくにも仕込みが大量にあったりすると
この作業が終わったら次の作業は何をすべきか、や、スタッフはちゃんと動いているか
そんなことで頭がいっぱいになっていて感謝の気持ちを忘れてしまう。
そういう思いは、なんとなくお客さんにも伝わるものだと思う。
心を忘れて作るカレーは、おいしくないと思う。
忙しいとか忘れるという漢字はよくできていると思う。
「心が亡くなる」
まさにその通りなんですが
やるならおいしいカレーを食べてもらって良い一日を過ごしてほしいもんです。
どうせやるなら楽しい方が良いし、
人が幸せになる方が良い。
結構シンプルなんですが、これを継続するのはなかなか難しいのでこれからも日々精進です。
そんなお話。