サウナ
どうも、店主です。
僕は銭湯が好きです。
そしてサウナが好きです。
サウナの魅力は何なのか?と聞かれると説明がとても難しいのですが、
世にいう「ととのう」という感覚がたまらないのでしょうか。
サウナに入って、水風呂に入って、休憩して、またサウナに入って、
というのを繰り返しているとある周期で、いろんな感覚が研ぎ澄まされます。
具体的な体の変化でいうと、自分は唾液の分泌量が増えているように感じます。
あとは聴覚がすごく研ぎ澄まされます。
平常時を普通のステレオとするなら、ととのいタイムはドルビーデジタルっていう感じです。
五感が色々研ぎ澄まされているのに、頭はふわふわしている。
なんとも言えない感覚なのですが、きっとこれが世にいう「ととのう」なんでしょう。
もうたまらんのですよ。
隙あらばサウナに通う日々を送っているのですが、
実はこんな僕がサウナにハマり出したのは京橋の某ビアパブ店主の影響なんです。
ハトホルの木村さん。通称キム兄
彼とはひょんなタイミングで一緒に銭湯に行くことになり(その時はサウナは入っていません)
水風呂の入り方や湯の入り方などなど解説付きで入浴したのですが、
まんまとお風呂上がりにはトロトロの状態でした。
以来銭湯に足しげく通って、所謂「温冷浴」を楽しんでいたんですが
しばらくするとキム兄が兎にも角にもサウナを勧めてくるようになったんです。
はじめのうちは温冷浴で満足しているので、そこまでサウナには惹かれなかったのですが、
あまりにも勧めてくるので一度試してみようと思い、
キム兄にサウナの本を借りて熟読して、色々ネットでも「ととのう」には?などの記事を読んで
サウナに臨みました。
正直何も感じませんでした。
「ととのう」って何が?っていう感じで、サウナは有料なのでなんか100円損した気分で銭湯を後にしました。
確かに血行が良くなっている感覚はありますが、それは湯船に浸かっているだけでも得られる感覚なので、
「一体何をもってととのったとするのか」というのを家に帰ってから少し考え込んでいました。
今ほどブームではなかったのですが、著書が出ていたり、
ネットの情報などで多くの人が「ととのう」という感覚に酔いしれているのは知っていたので
「ととのう」というのはこの程度のものではないはずだ!!と信じて
一週間ほど仕事終わりにサウナに入り続けていたある日、その日はやってきました。
「ととのいました」
入り方はそれまでと特に変わらなかったはずなのですが、
何故か五感が研ぎ澄まされて、例えるなら「世界が5G」になったのです。
何がきっかけで5Gの世界に誘われたのかはよくわかっていませんが、
一度体験すればあとは自らその感覚を掴みにいくことができるので
それからというもののほぼ毎日5Gを掴みに行ってます。
ということで、サウナにハマったきっかけの話でした。
皆さんもぜひととのいまくってください。